チワワもブルセラ症に注意【チワワファン.com】
全然知らなかったのですが、最近犬関連の病気で「ブルセラ症」というのが発生しているのをご存知でしょうか?
私もこの病気の名前を初めて聞いたのが昨日です。昨日お台場で開催されたイベント「犬のいろは」に参加した際に初めて知りました。
参加料を払いに受付に行くと、なにやら大振りなスプレーボトルが置いてあり、受付の方から「ブルセラ症予防のため、手の消毒をお願いします」と言われたのでした。
「ブルセラ??」
ベタですが、この単語からくるイメージは、どうもエッチ系のものしかありませんでした(笑)。
ところが場合によっては結構事は深刻だったりします。
○ジンジュウキョウツウカンセイショウ?
「人獣共通感染症」のことです。
要するに「ヒトとそれ以外の脊椎動物の両方に感染または寄生する病原体により生じる感染症のこと」(Wikipediaより)です。
例を挙げれば、狂犬病や鳥インフルエンザなんかもこれにあたります。
実はその中でこのブルセラ症というのは、結構発生しているようですね。
1971年に国内では初の症例が認められ、最近では2003年に静岡、昨年には大阪、そして今年に入り東京、千葉、名古屋等で感染例が報告されています。
もともとの原因は「ブルセラ・カニス菌」といわれる細菌によって感染する犬の慢性感染症だそうです。
犬の場合、交尾や流産胎仔、体液、尿等から感染し、感染するとオスでは精巣炎、メスでは流産や胎盤炎などになります。チワワが犬種的に特にかかりやすいというわけではありませんが。
また人の場合は、発熱などの風邪に似た症状を示します。
幸いなことに、人も犬も重篤な症状はまれのようですが(流産が重篤でないかは議論が分かれますが)、とりあえず自分のワンコに限らず、ワンコを触ったら石鹸などで手を洗うことは大事ですね。
またワンコも、他のワンコのウンチやオシッコを、クンクンしたり、舐めたりすることの無いようにしなくてはなりませんね。
○ウチのプーチ(ロングコートチワワ4歳)も気をつけないと
マズいと思うのは、ウチのプーチは「ニオイフェチ」なんですね。
とにかく他の犬と実際に遊ぶより、散歩道やドッグランで「ニオイチェック」が大好きなんです。
ただ実際には「大好き」というのが正しいかは?です。
あまり犬に対しては社交的でない彼は(人間は子供以外は大好き)、ニオイによる情報収集を完璧にしないと不安なのかもしれません。
小さいころからパピーの集まりに行っても、隅っこでいじけてましたしね。
(僕 チョット犬が苦手です by プーチ)
○まだまだ知らないことがいっぱいですね
今回のブルセラ症の件にしても、愛犬家としてはもっとアンテナを張っていないといけませんでしたね。
まだまだ勉強することは多いです。
リバーススニーズ
リバーススニーズ(逆くしゃみ)
今日もプーチは久しぶりにやってました。
どんなものかというと、発作を起こしたように「フガー、フガー」 という感じで苦しそうに息を吸い込みむ状態になるものです。いったん始まると、そうですね、30秒から1分ぐらいはやってますね。
その最中は立ちつくしたままで、とても苦しそうなので、膝蓋骨脱臼の時と同じように結構あせります。
一度他の犬(マルチーズ?)もやっているとことろを見たことがありますので、 チワワ特有の病気ではないようですね。
これも心配になって以前獣医さんにおききしたところ、原因は不明で、特に問題はないといわれました。 飼い主の気を引きたくてする場合もあるらしいです。ただどうしても頻発するようでしたら、獣医さんにご相談されるほうがいいと思います。
低血糖症
ウチのはまったく縁がなかったですが、子犬の時に血液中の糖分の濃度が著しく低下し、ぐったりしてしまうことがあるんですって。 食が細かったり栄養不足が原因とのことですが、1回あたりの食事の量は少なくても、食事の回数を増やしたり、 ブドウ糖を与えたりして予防できるとのことです。ブドウ糖は薬局でも売ってますので、 食の細い子の場合は準備しておいてもよいかもしれませんね。
泉門開存
頭蓋骨の癒合不全
チワワの頭蓋骨の中央部分にある柔らかく凹んだ隙間は、非常に衝撃に弱い部分で、成犬になってもこの隙間が閉じない場合があります。 小さいもので鉛筆の芯ぐらい、大きいと100円玉ぐらいあるんですって(結構でかい!)。
ウチのプーチにもあるのかと思って、頭をなでるふりをして触ってみたりしますが、なぜかとっても頑丈!
しかしとりあえずチワワの場合はしつけで怒って頭をたたいたり、家具などに頭をぶつけないように気をつけましょう。
水頭症
脳が圧迫されてさまざまな神経症状が現れる病気です。チワワといえばまずこの病気といわれる病気です。
頭蓋頭がい骨の中で脳の表面を循環している脳脊髄液の量が異常に増えて脳を圧迫し、さまざまな神経症状を出す病気で、 犬の場合は先天性のものが多いようです。
脳脊髄液が増えて脳室が拡大すると、脳が圧迫され、圧迫された部位によりいろいろな症状がみられるらしいです。 ある犬は痴呆になったり、体が麻痺したり、また非常に凶暴になったりもするらしいです。またふらつく等の運動障害がでたりもします。
薬や外科手術で脳圧を下げる処置を行いますが、多くは完治が難しいようです。
膝蓋骨(しつがいこつ)脱臼
いわゆる「膝のお皿」がずれるものです。先天性と後天性があります。チワワやポメラニアン、 ヨークシャーテリアなどの小型犬には多いらしいですね。膝蓋骨が内側にずれる内方脱臼と、外側にずれる外方脱臼に分かれ、主な症状として、 痛み、腫れ、はこう(脱臼した足を引きずったり地面からあげて歩く)等です。グレード1†4までに症状の程度が分かれ、 場合によっては手術が必要とのことです。
チワワには結構みられるようですね。お友達のチワワにも経験者が多いです。 うちのプーチも3ヶ月ぐらいの子犬の時期には一時的になりました。普通に走り回っていたのに突然1本の脚を「ケンケン」し出します。 それはそれはびっくりしました。
獣医師の先生によると、なんと犬は痛ければ学習して、自分でずれたお皿を「はめる」ことを覚えるらしいです。すごいですね!
幸いにもプーチはいつの間にか症状もまったく出なくなり、今では全力疾走しても平気です(^^)。